top of page

緑内障診療

「見えにくさ」を感じてしまう前に。緑内障は早期発見と適切なコントロールで視界を守れる病気です。

こんな症状やお悩みはありませんか?​

  • 健康診断の眼底検査で「緑内障の疑い」「要精査」と指摘された
  • 視野の一部が欠けているような気がする、かすんで見える
  • 40歳を過ぎてから、一度も目の精密検査を受けたことがない
  • 家族や血縁者に緑内障の人がいる
  • 目薬を毎日さし続けるのがつらい・忘れてしまう(SLTレーザー治療のご相談)
心当たりの方は、お気軽にご相談ください。 先進の光学機器(OCT)による精密検査と、お一人おひとりに合わせた治療プランをご提案します。

 当院の緑内障治療 5つの強み

​1. 先進の検査機器(OCT)による「早期診断」

従来の視野検査では捉えきれなかった、視野が欠ける前の「初期の視神経の変化」をOCT(光干渉断層計)を組み合わせて可視化します。検査時間はわずか数分で、目への負担や痛みはありません。そのほか高解像度の眼底写真、複数台の視野計を使用し、患者様の病状把握に必要な検査を、より正確に進めてまいります。

2. 眼科検査の専門家である視能訓練士による検査

当院には複数の視能訓練士が在籍しています。患者様の検査は主にこの視能訓練士が担当いたします。緑内障治療は、正確な検査データがあって初めて可能となります。

3. 点眼だけでなく、最新のレーザー治療(SLT)にも対応

「毎日の点眼を忘れてしまう」「点眼薬による副作用(目の周りの黒ずみや落ちぼくぼく)が気になる」という方へ、日帰り可能な低侵襲レーザー治療(SLT)を行っています。房水の排出路(前房角)にレーザーを照射し、眼圧の下降を目指します。

4. 患者様のライフスタイルに寄り添う段階的治療法

緑内障の進行度(初期・中等度・重度)や年齢、生活環境に合わせて、多数ある「点眼薬」、「SLTレーザー」などから効果的かつ負担の少ない治療法を組み合わせて診療を進めます。緑内障手術も多数手掛けてきた院長が、適切な手術時期を判断し、必要な時は患者様の検査データとともに連携病院へ紹介させていただきます。低侵襲緑内障手術(MIGSなど)を含め、緑内障の手術療法の進歩は著しく、もはや治療の最終手段ではなく適切に組み合わせていくことが大切です。

4. 進行を防ぐための「定期管理プログラム」

緑内障治療の基本は、長期間にわたって眼圧を適切にコントロールし続けることです。当院ではデータに基づいた丁寧な経過観察を行い、患者様が安心して治療を継続できるようしっかりサポートします。

​5、通いやすい環境づくり

緑内障治療は生涯続きます。高度な医療だけでなくもっと身近なところで、患者様が停めやすい駐車場、滞在中のストレスを軽減する落ち着いたクリニックの雰囲気、ゆったりして清潔な空間づくりなどにも常に取り組んでまいります。​

緑内障とはどんな病気?

緑内障とはどんな病気?

 

緑内障は、目から脳へ情報を伝える「視神経」が障害され、視野(見える範囲)が少しずつ狭くなっていく病気です。

決して珍し病気ではなく40歳以上の人の20人に1人、さらに70歳以上の人の10人に1人は緑内障と言われており、日本における失明原因の第1位となっています。

感じられない部分が増えていくだけなので、とくに初期段階では自覚症状がほとんどありません。そのため、気づいたときには病状が進行しているケースが少なくありません。

しかし、早期に発見し、適切な治療(眼圧を下げるアプローチ)を続ければ、多くの場合は生涯にわたって必要な視力を維持することが可能です。

緑内障のメカニズムと見え方イメージ

緑内障の主な原因は、眼圧と呼ばれる目の内側から外側に向かってかかる圧力の上昇です。眼圧の上昇により、視神経が圧迫されて傷つくことで視野が欠けてしまいます。一度かけてしまった視野は後から治療をしても元に戻りません。

視野の欠けを気付きにくくさせる原因があります。

​片方の目の視野が一部欠けても、もう片方の目でかけった部分を補うため、両眼で見ていると視野の欠けに気づきません。また、脳が周りの景色からえいぞを作り出してかけた部分を補うため、その部分が黒く見えるわけではないことも気づきにくい原因になっています。

早い段階から治療を開始して継続すれば、視野が欠けるスピードが緩やかになり、多くの場合は生涯にわたって視野を維持することができます。一方、気付くのが遅れてしまったり、自己判断で治療を中断してしまうと、視野障害が進行し、将来的に日常生活に支障をきたす可能性があります。

緑内障の検査について

​緑内障の各種検査

 

緑内障の正確な診断と進行度把握のために、当院では以下の検査を組み合わせて状態を把握していきます。検査のスペシャリスト、「視能訓練士」が多数在籍し、皆様の検査を担当いたします。​

● 眼圧検査・角膜厚検査:目に空気や光をあてて、目の硬さ(眼圧)を測ります。​

ノンコンタクトトノ/パキメーター

手持ち眼圧計

​​​
● ​細隙灯顕微鏡検査:主に目の前の方の所見を把握します。​
​​​
● 眼底検査:主に目の奥の方の所見を把握します。​

広角眼底LED共焦点スキャナー

​​​​
● OCT検査:視神経の傷つき具合や、網膜の厚みを細かく解析します。​

光干渉断層計(OCT)

​​​​
● ​静的視野検査:特に緑内障によって侵されやすい部位の視野を把握するのに重要な検査となります。当院では2台体制で対応しております。​

静的視野計

静的視野計(2)

​​​​
● 動的視野検査:どの範囲が見えているか、視野の欠損がないかを調べます。​​

動的視野計

緑内障の治療について

​豊富な手術経験に基づく見極めを、一生涯の視野を守る緑内障管理

緑内障は、日本人の途明原因の上位を占める疾患ですが、決して「すぐに失明してしまう病気」ではありません。早期に発見し、適切な眼圧(目の硬さ)のコントロールを続けることで、生涯にわたりご不便のない視野を維持することが十分に可能です。 当院では、患者様の「今」だけでなく「10年後、20年後の見え方」を見据えた、丁寧で細やかな緑内障管理を行っています。

1、手術を知るものだからこそできる「保存的治療の徹底」

当院の院長は、これまで数多くの眼科手術(硝子体・緑内障・白内障など)を執刀してまいりました。手術のメリットだけでなく、リスクや術後の負担も熟知しています。 一方で、緑内手術はここ最近格段の進歩を遂げ、選択肢も多岐に及び、一昔前のような「最後の砦」ではなくなってきています。だからこそ、当院では「薬物療法」・「レーザー治療」・「手術療法」と常に新しい知識を吸収しながら、”今”のベストな治療に全力を尽くします。

2、最新機器による精密な経過観察と、無理のない治療計画

緑内障治療で最も重要なのは、「ご自身の目の状態を正確に把握すること」と「治療(毎日の点眼)を途中でやめないこと」です。

  • 精密な検査体制: 複数の視能訓練士が在籍し、患者様の検査を担当いたします、またOCT(光干渉断層計)を用いて視神経のわずかな変化も早期に捉えます。

  • ライフスタイルに合わせた点眼指導: 患者様の生活習慣に合わせて、無理なく続けられる点眼薬の種類や回数をご提案します。

  • SLTという選択肢もご準備:緑内障の点眼治療はもちろん、ご相談の上で緑内障に対するレーザー治療であるSLT()も可能です。

3、万全の「病診連携」で、いざという時も安心

当院は、毎日の点眼管理や定期検査を担う「地域のかかりつけ医」として機能します。しかし、厳格に管理を行っていても、眼圧のコントロールが難しくなり、外科的治療(手術)が必要になるケースもあります。 その際は、適切なタイミングを逃すことなく、速やかに連携する近隣の中核病院・高度医療機関(聖隷浜松病院・浜松医療センター・浜松医科大学医学部附属病院等)へご紹介いたします。術後のフォローアップは再び当院で行うなど、基幹病院と密接に連携し、患者様を地域全体で支える体制を整えています。

 緑内障は「長く付き合っていく病気」です。気になることがありましたら、まずはご相談ください。地域の皆様が安心して長く通える「目のかかりつけ医」として、誠心誠意サポートさせていただきます。​​​

 緑内障は「長く付き合っていく病気」です。気になることがありましたら、まずはご相談ください。地域の皆様が安心して長く通える「目のかかりつけ医」として、誠心誠意サポートさせていただきます。​​​

緑内障についてのよくあるご質問

7. よくあるご質問(FAQ)

Q1. 緑内障と診断されたら、将来必ず失明するのですか?

A. いいえ、適切な治療を続ければ失明に至るケースはごく一部です。

緑内障は進行を「遅らせる」ことができる病気です。早期に発見し、根気強く眼圧コントロールを続ければ、多くの患者様が生涯不自由のない視力を保つことができます。

Q2. 健康診断で「要精密検査」と言われましたが、自覚症状が全くありません。受診すべきですか?

A. 必ず受診してください。

緑内障の初期~中等度は、脳が両目の見え方を自動的に補正してしまうため、自覚症状が出ません。実際に診療をしていると「見えにくさを感じてから受診したときには、かなり進行していた」というケースを数多く経験します。そういった事態を防ぐためにも、早めの受診をお勧めします。

Q3. 治療を始めたら、目薬は一生続けなければいけませんか?

A. 基本的には継続が必要ですが、SLT(レーザー治療)等で薬を減らせる場合もあります。

眼圧を下げ続けることが視神経を守る唯一の方法であるため、自己判断での点眼中止は大変危険です。当院では、ライフスタイルに合わせた治療計画を一緒に考えていきます。

Q4. 治療を受ければ、狭くなった視野や下がった視力は元に戻りますか?

A. 大変心苦しいのですが、一度傷ついて失われた視神経や視野を元に戻すことは現在の医療ではできません。そのため、緑内障治療のゴールは「治す(元に戻す)」ことではなく、「現状を維持し、将来の進行を食い止める」ことになります。

Q5. 自覚症状がなくても定期検査を受ける必要はありますか?

A. はい、非常に重要です。緑内障は初期から中期の段階では自覚症状がほとんどありません。「見えているから大丈夫」と感じていても、知らず知らずのうちに視野が欠けているケースが多くあります。定期的な視野検査やOCT(光干渉断層計)検査で、客観的に進行状態をチェックすることが不可欠です。

Q6. 手術が必要になるのはどのようなタイミングですか?

A. 複数の点眼薬を使用しても眼圧が充分に下がらない場合や、視野の欠損が進行してしまう場合に手術を検討します。当院の院長は数多くの緑内障・白内障手術を手掛けてきた経験があります。その経験に基づき、「今本当に手術が必要か」「点眼で管理できるか」を的確に見極めます。Q6. 手術が必要になるのはどのようなタイミングですか? A. 複数の点眼薬を使用しても眼圧が充分に下がらない場合や、視野の欠損が進行してしまう場合に手術を検討します。当院の院長は数多くの緑内障・白内障手術を手掛けてきた経験があります。その経験に基づき、「今本当に手術が必要か」「点眼で管理できるか」を的確に見極めます。

Q7. こちらのクリニックで手術を受けることはできますか?

A. 当院では日々の丁寧な「保存的治療(点眼管理と経過観察)」に特化しており、院内での手術は行っておりません。手術が必要と判断した場合は、最適なタイミングで信頼できる近隣の中核病院・高度医療機関へ速やかにご紹介いたします。手術後の定期管理は再び当院で責任を持ってお引き受けします。

Q8. 日常生活で気をつけるべきこと(運動、仕事、食事など)はありますか?

A. 特別な制限を設ける必要はほとんどありません。パソコン作業や読書、適度な運動が直接緑内障を悪化させることはありませんので、これまで通りの生活をお送りください。ただし、うつ伏せでの長時間の作業や、極端に首元を締め付ける体勢などは一時的に眼圧を上げる可能性があるため、注意が必要です。

bottom of page